ウィズコロナ時代の免疫力 身の回りの菌-ピロリ菌からO157

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    除菌 免疫力
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    化粧品も菌だらけ

    化粧品も菌の隠れ場所になりうる。
    使い古した化粧品はシュードモナス(真正細菌)に汚染されていることが多い。
    これは角膜潰瘍の20~30%の原因となるバクテリアである。
    アイライナーやマスカラは数日の使用で汚染されるので塗るさいに注意し、アイメイク用品は断じて他人と共用しないこと。
    アプリケーターが目に触れて角膜に傷がつき、シュードモナスが侵入することがある。
    角膜がこの菌に感染すると、24時間以内に目に重い損傷が起きる。
    病原がブドウ球菌や連鎖球菌やシュードモナスであれば、感染してから短かい時間で痛みが生じるので、これに対処することになるが、フザリウム属やアスペルギルス属による真菌感染は長期にわたって徐々に進行するので、かならずしも激痛をともなわず、発見されたときには大きなダメージが生じていることもある。
    問題が生じないように、化粧品は少量ずつ買うようにしたい。
    ほとんどの製品の品質が維持できる期間は限られている。
    たいてい防腐剤が入っているが、時間がたてば劣化する。

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    耳毛も大事

    耳のなかの皮膚はほかの部位より湿り気があってバクテリアが多いので、感染の危険はやや高い。
    耳毛は外耳道に菌が入るのを防ぎ、耳垢は侵入物をとらえ、またバクテリアの増殖を妨げる厳しい環境をつくりだす。
    擦り傷などがなければ、毎日せっけんと水で洗えば悪い菌が住みつくのは防げる。
    耳垢の量に問題があるなら、耳垢を溶かす薬剤があるので医師に相談すること。
    医師のすすめがあれば、この薬剤を使うほうが毎日耳かきをするより安全である。耳毛

     

     

     

     

     

     

     

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    呼吸器系もバリアは万全

    呼吸には上気道と下気道が使われる。
    上気道とは常在菌のいる部分で、鼻道、頭、気管、肺へとつながる気管分岐部までをさす。
    下気道は肺、気管支組織のほか、肺胞という肺のなかの空気を交換する部分。
    ここにはまずバクテリアはいない。
    呼吸をしたとたんに、肺の内部は微生物にさらされ、同時にほこりやちりが鼻や口から流れこむ。
    鼻の大きさに関係なく、だれもが一日に数千個のバクテリアを上気道にとりこむ。
    気管支内壁の粘液と繊毛による防御はめったに突破されないが、ときには下気道がバクテリアに汚染されることもある。
    しかし、こうした敵の侵入への備えは万全だ。
    咳やくしゃみといった反射は、鼻や口をくすぐるものを体外に押しだす。
    さらなる防衛として、肺胞まで達した菌にはマクロファージという特殊な細胞が対処し、バクテリアを殺す。
    それでも、肺炎球菌などが下気道に侵入し増殖することもある。
    タバコを吸ったり、呼吸器疾患にかかって永久にもしくは一時的に組織が損傷していたりすると、菌はそこにつけこんで足場を固め、粘液や繊毛でも除去できなくなる。
    こうした状況で菌が激増すると、肺炎と呼ばれる症状に陥りかねない。

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    消化器系 対 0157&ピロリ菌ポツリヌス菌

    糞便1グラムあたりにおよそ1兆個、300種以上のバクテリアがいることからもわかるように、結腸(大腸の主要部)ではさまざまなバクテリア反応が起こっているが、その多くは健康によいものだ。
    ほとんどが嫌気性(酸素を必要としない)のグラム陰性菌で、基本的に食物の消化を助けている。
    また、どんなにたくさん菌を飲みこんでも、ふつうは胃酸がほとんどの細菌増殖を防いでいる。
    しかし、この強い液体のなかでも生き延びて腸まで達するバクテリアもある。
    たとえば、胃では死なないピロリ菌園(ヘリコバクター·ピロリ)は、現在では胃潰瘍や十二指腸潰瘍の最大の要因と考えられ、胃癌の原因ともみられている。
    さいわい、この菌には抗生物質が効き、外科手術はまず必要ない。
    ほかに有害なバクテリアとしては、酸に強い病原性大腸菌O157がある。
    腸内大腸菌のほとんどは健康に不可欠なきわめて有益なものだが、この菌はひどい下痢と尿毒症を引き起こす。
    腸内ではほかにも病原体が発生するが、それは常在菌の数が減ったり、腸内の菌のバランスが変わったりした場合に起こる。
    クロストリジウム属には有害バクテリアがいくつかあり、危険なボツリヌス菌もその一つで、ボッリヌス中毒症の毒素をつくりだす。これが血中に少量でも入れば、神経作用が冒され、呼吸器までが麻癖する。
    適切な処置がなされないと、死亡することもある。
    治療としてはこの毒素全般に効く抗生物質を注入しつつ、症状が消えるまで呼吸補助をおこなう。
    ボッリヌス菌は成人の腸内では快適に暮せないが、一歳未満の子どもの腸内ではよく育つ。
    アメリカのボツリヌス中毒のほとんど全症例が、その年齢の乳児にハチミツを与えたことと関係がある。
    ハチミツを除菌·殺菌する方法はないので、乳児にハチミツは危険と考えるべきである。
    同じ属のディフィシレ菌も病原になることがある。
    腸内にいる菌だが、善玉菌とスペースや食料を奪いあうため、ふつうは活発化しない。
    長期間にわたる抗生物質の使用で腸内の善玉菌が減ると、この菌が増えて偽膜性腸炎という病気を起こすことがある。
    抗生物質の長期投与や、短期でも高用量の治療を予定していたら、この件について医師と相談してほしい。

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    男性と女性、尿路感染症はどっちが多い

    本来なら腎臓、膀胱、それに左右の腎臓から膀胱につながる尿管では微生物は増殖しない。
    ところが、膀胱から陰茎(男性)やとくに腔(女性)へと開口する尿道の先端には、ご想像どおり、何種類かのバクテリアがいることがある。
    膣には多様なバクテリアが混在する。
    バクテリアの数や組成は、その女性の年齢や月経周期や膣内酸度の変動によって異なる。
    乳酸の一種、アシドフィルス菌は、膣組織の生成する多糖類(グリコーゲン)を発酵させて乳酸にする。
    そうして膣も子宮顎部も酸性を帯び、感染から守られるのである。
    男性にはこの防護はなく、長い尿道(約二〇センチ)が尿路感染を妨げている。
    逆に女性の尿道は短い (約五センチ)ので尿路にバクテリアが侵入しやすく、
    そのために尿路感染症にかかる女性は男性の十倍にもなっている。

    まとめ
    *心臓、腎臓、肝臓のように体内にあって外界と接していない組織は、ふつう無菌状態で微生物の生存は認められない。
    *皮膚は人体の最大の(表面積をもつ)器官で、菌がいっぱいいる。
    *皮膚は部位によって特性が異なり、したがって微生物の種類は部位によって異なる。
    *湿ったところには乾いたところよりも微生物が多い。
    *水とせっけんで洗えば、皮膚にいるバクテリアの数は一時的に減る。
    *一般的な消毒剤トリクロサンは、抗生物質のようにバクテリアを殺す。
    *トリクロサンなどの抗菌洗浄剤を乱用すると、強い化学物質に耐性のあるバクテリアを生みだすことになる。
    *粘膜は、菌をとらえる粘液という防護物質をつくる特別な組織である。
    *化粧品は菌に汚染されやすいので少量ずつ買うこと。
    *食物の消化のかなりの部分は、腸内常在菌に頼っている。
    *歯ブラシを共用にしない。子どもにもさせない。
    *鼻はそっとかむこと。さもないと、鼻道の奥に有害な菌を押しこんでしまい、治療が困難な感染症を引き起こすかもしれない。
    *一歳未満の乳児にハチミツを与えてはならない。ボツリヌス菌に感染するおそれがある。

     

    免疫力を上げるには?人間の皮膚には菌がいっぱいです。ウイズコロナの時代です。
    ヒトは母親の子宮を出たときから、成長に必要なバクテリア(細菌)、真菌(かびやキノコや酵母の仲間)、原虫(単細胞生物)を身につけている。 人体を構成する数十兆個の細胞の一部は、その十倍にのぼる数のバクテリアのすみかとなっている。 体表はさまざまな微生物でいっぱいだが、体内はそうでもない。 例外は...

     

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