旬の魚を知ってますか?春夏秋冬に食べると美味しい魚とは?

魚?嫌いじゃないよ、美味しければね
旬 どうなんでしょう、全く知らないし、出回っているのが旬じゃないの?
こんな方たちのために旬の魚を春夏秋冬別に分類しました。
旬の魚 春にたべたら、おいしいよ!
鮎魚女(あいなめ)
鮎に似るから鮎並み 転じてアイナメ
SL45cm前後になる。
紡錘形でやや細長い。
背鰭の中央部に切れ込みがある。
側線は5本。
尾鰭はまっすぐ。
浅蜊(あさり)
殻幅4cm前後になる。貝殻は楕円形布目状の筋がある。
模様のあるなしがあり、模様は多様。
写真は千葉県木更津産でブルーが混ざり模様が多彩。
[東京湾のものは青い固体が混ざる]
潤目鰯(うるめいわし)
40センチほどになる。紡錘形。細長い。
目が大きく目立ち、厚い脂瞼(しけん)がある。
腹側に稜鱗(りょうりん)がない。
[小型で新鮮な個体]
梶木(かじき)
体長4メートル前後になる。
吻は著しく伸びている。
少し側扁する。
断面は楕円形で細長い。体側に規則的な横縞がある。
黍魚子(きびなご)
10cm前後になる。細長く断面は円形に近い。
側面に銀色の帯がある。
亀の手(かめのて)
7cm前後になるが普通は3-4cm。
鱗状の外壁をもった柄部と爪状のものが閉じた花びら状を形作る頭状部に分かれる。
尻高(しったか)バテイラ
殻高5cm前後になる。
横から見ると正三角形に近く、棘などはまったくない。
蝦蛄(シャコ) 福島県相馬市尾浜
体長15センチ前後になる。
身体は扁平で殻は硬く、目立った斑文などはない。
第二歩脚巨大でのばすと鎌状で鋭いトゲがある。
白子(シラス) .静岡県浜名那就版町
曽似(ソイ) 青森県西津総都深洲町炉作
体長60cm前後になる。
全体に黒く、不定形の斑文が出る。
目の下、涙骨に目立つ3つの棘がある。
草履蝦(ぞうりえび)
15cmほどになる。
和名のように典型的な草履型、扁平。
表面に顆粒状の粒が点在し、褐色で磯場の岩礁に溶け込む色合いをしている。
槍烏賊(やりいか)
外套長40cm前後になる。細長く、足が極端に小さい。死ぬと茶色くなる。
旬の魚 夏にたべたらおいしいよ!
伊佐木(いさき)
側扁形(左右に平たい)。
目がやや大きく、成魚は全体に青灰色で。
幼魚、若魚はやや明るい茶色で濃い褐色の縞文様が縦に走る。
[成魚 体長39cm、重さ1.32kg]
雁木鱝(がんぎえい)
体盤全体に鮫肌を思わせる小さな棘があり、尾には鋭い小さな棘がある。
尾から並ぶ突起状の棘は体盤には達しない。
鰖(たかべ)
夏の夕べなどに本種の塩焼きでビールは東京の夏の風物詩である。
鱸(スズキ)
鷹之羽鯛(たかのはだい)
側扁し、頭部にかけて背が盛り上がる。
尾鰭には明瞭は白い斑文があり、斜めに走る縞模様がある。
手長タコ(てながたこ)
非常に腕が長く、胴(目のある頭に見える部分)の5倍。
棒穴子(ぼうあなご)
クロヌタウナギ
全長50cm前後になる。吻の髭は3対。
吻端に外鼻孔があり口は裂孔状。
外鰓孔は6対でそれぞれが隣接する。
北海蝦(ほっかいえび)
草色で褐色の縦縞がある。
翻車魚(まんぼう)
楕円形で側扁(左右に平たい)している。
尾鰭は退化して舵鰭という独特の形をしている。
腹鰭はない。
海松喰貝(みるくいがい)
貝殻は薄く小さく軟体は総て納まらない。
ミルクイ「海松食」の名は、水管に海藻をつけていることがあり、これがミルを食べているかのごとく見えるためであるという。
室鰺(むろあじ)
頭部背の鱗は眼球の中央部上を超える。
ぜんご(稜鱗)は側線の後部まっすぐなところの3/2以下の長さ。
尾鰭下葉は赤みがかる。
雌鯒雌(めごち)
上から見て目が大きく、小さな斑紋が体の前半にある。
目撥(めばち)
胸鰭は第二背鰭、尻鰭の位置よりやや長い。
第二背鰭、尻鰭はあまり長くない。
シロイカ(ブドウイカ)
鰭(えんぺら)は外套長の65%前後。
触腕は長く掌部も大きい。
旬の魚 秋にたべたら、おいしいよ!
皮剥(カワハギ)……千蒸県安房郡富浦町多田良
円形に近く側扁する。
尾鰭は丸い。鱗は小さな棘状で外皮は厚い、これがザラザラしている。
腹鰭は皮膜状で先端に鞘状鱗が棘のようにある。
九絵(クエ) 和歌山県日高郡日高町
ハタ科では体高が低く、茶褐色の体色に濃い斜めに走る帯がある。
この模様は大きくなるほどはっきりしなくなる。[天然]
黒鯛(クロダイ) 愛媛県今治市
[SL37cm 関東ではクロダイ]
毛虫鰍(ケムシカジカ) 宮城県桃生郡鳴瀬町
体長30㎝前後になる。
雑魚蝦(ザコエビ) ……秋田県由利郡仁賀保町平沢
クロザコエビと比べると明るい色合いで、全体に肌色で、背中から尾にかけて三本の横縞文様がある。
雌(上)が大きく、雄(下)が小さい。
鮫(サメ) 宮崎県日向市(美々津港)
背鰭は2基(大小2つ)、第1背鰭は腹鰭起部よりも前にあるで離れている。
目に瞬膜がない。胸鰭(むなびれ)の長さが頭部(頭の部分)よりも短い。
歯はノコギリ状に縁取られない。
ギザギザしていない。尾鰭側面の隆起線は1本。
宗太鰹(ソウダガツオ) 三重県大王町波切
鰓蓋上の暗色(黒い)斑は背中の暗色部分と繋がる。
また鰓ぶたの後ろにある鱗のある部分が第1背ビレの後方まで細長く続く。
袖烏贼(ソデイカ) 鳥取県岩美郡岩美町田後
外套長1m、重さ20kgを超える。非常に大型。[成イカ]
花咲蟹(ハナサキガニ) 北海道根室市花咲港
甲長20cm前後になる。赤褐色で甲羅に対して脚が短く太い。
全身が長い棘に覆われている。[表面 雄]
旬の魚 冬にたべたら、おいしいよ!
吉次 (キチジ) 北海道斜里郡斜里町ウトロ
鰭も含めて全体に赤く背鰭後部に黒い斑紋がある。
胸鰭の中程に欠刻がある。
頬部に縦に並ぶ棘がある。
片口鰯(カタクチイワシ) M 富山県氷見市
紡錘形で細長い。
背が黒く腹が銀白色。
吻が前に出て、上顎が長い、上顎は動かず、下あごのみ動く。
下あごは薄く、大きく垂れ下がる。
白魚(シラウオ) 青森県上北郡上北町
体高は低く、黒点が尾鰭・体側に並ぶが尾柄部上下からの三角形を思わせる黒点はないか不明瞭。
棘鰍 (トゲカジカ) 北海道余市郡余市町
頭が非常に大きく、鰓蓋骨以外に目立つ棘はない。
頭部目の後方上に2対の棘があり、皮弁はない。
尾鰭の後縁、もしくは後縁近くには透明な帯がある。
鈍子(ドンコ) … 宮城県本吉郡歌津町
下あごに髭(ひげ)がある。
細長く尾鰭(おびれ)が黄色い。
東京湾以南の深いところにいるチゴダラとは外見では区別がつかない。
海鼠(ナマコ) 岡山県和気郡日生町頭島
全長30cm×8cmくらいになるが、身体は縮んだり、伸びたりするので大きさがわかりづらい。黒、青など、体色は生息する場所によって変わる。
覆面(下面)は総て赤。前方に口、後方に肛門がある。
身体に縦に6列のイボイボがあり、内骨格は退化して、内側に痕跡的に残る。
[黒と青みがかったものがマナマコ]
八角 (ハッカク)… 北海道浦河郡浦河町
婆鰈(ババガレイ) 宮城県本吉郡志津川町
体長60cmを超える。縦扁する(縦に著しく平たい)。
細長い楕円形で表側は市場などではいつも粘液で汚れている。
裏側は陶器のように白い。
婆ちゃん(ババチャン) … 鳥取県岩美郡岩美町網代
1m前後になる。犬、もしくはキツネを思わせる顔つき。
腹鰭がある。
背部に明瞭な文様があり、若い個体の方がはっきりしている。
髭長蝦(ヒゲナガエビ) 鹿児島県阿久根市
薄く赤身を帯びている。
武鲷 (ブダイ) 東京都新島村式根島
鱗が大きく目が小さい。頬の鱗列は1。
歯は完全に癒合せず、見た目は乱ぐいの犬歯。
尾は円形。成長して雄に性転換し、雄は青い。
これを「青ブダイ」とも。[雄]
𩸽(ホッケ) 北海道積丹郡積丹町大字余別町
SL 40cmを超える。紡錘形。
やや細長い。背鰭は1。暗褐色で鰭(ひれ)などに棘がない。
尾鰭(おびれ)後端が深く切れ込む。
めじ鮪(メジマグロ) 長崎県南松浦郡富江町
体長3m、400キロ前後になる。
前後になる。紡錘形。胸鰭(むなびれ)が短い。
第二背鰭、尻鰭も短い。
第1背鰭・胸鰭・腹鰭は溝状のくぼみに折りたたんでしまえる。
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